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イーサリアムの大型アップデート「THE MARGE」を9月に実施か

アメリカの金利引き上げにともない暗号資産全体が下落したなか、イーサリアムも2022年6月には11万円台まで下落した。

しかし、ここに来てイーサリアムの大型アップーデートである「THE MARGE」が9月中にも行われるという記事が出てイーサリアム価格はにわかに上昇している。

イーサリアムに引っ張られる形で他の暗号資産も上昇に転じている。イーサリアムの「THE MARGE」とは何か。THE MARGEがイーサリアム価格に与える影響はあるのかを考えてみよう。

THE MARGEとは?

イーサリアムの大型アップデート「マージ」とは、イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムをプルーフオブワーク(PoW)からプルーフオブステーク(PoS)に移行するというもの。

PoWによるマイニングによる生成を終了して、PoSによる保有割合による生成に移行することによって、いままで問題とされていたエネルギー問題の解決が期待される。

イーサリアム財団によると、「マージ」によってイーサリアムのエネルギー消費量は99%減少するという。

イーサリアム価格に対する影響は

7月14日に行われたイーサリアムカンファレンスにおいて、イーサリアムのコア開発者であるティム・ベーコ氏がマージの暫定的な目標日として9月19日を提示したことによって、イーサリアムの価格は急騰した。

6月には11万円台まで下落していたものが、7月18日現在では18万円台まで上昇している。このままネガティブなニュースがなければ、11万円台が底値だったということになるのであろうが、このままイーサリアムは上昇していくのであろうか?

イーサリアムのPoWからPoSへの移行は前々から予定されている暗号資産におけるビッグニュースであり、ビットコインに次ぐ地位を確立しているイーサリアムに対する期待は今後さらに高まっていくと思われる。NFTやメタバースとの関係から考えてもこのあたりの価格でイーサリアムを保有しておくのはアリだと思う。

ネガティブな要因としては、アメリカのインフレに伴う利上げが今後も予想されること。それに伴う暗号資産のさらなる下落を予想する人は多い。

またPoSへの移行によって、環境問題やエネルギー問題の解決がはかられることは前向きな変化だが、すでにPoSのアルトコインが多数存在し、今後もさまざまな特徴をもったアルトコインが開発されるであろうことから、時価総額2位のイーサリアムと言えどもその存在感が低下してしまうのではないかという懸念がある。

これらネガティブな要因も考慮してイーサリアムの保有は考えたいものである。

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