クリプト・ニュース

TRX/TRON(トロン)・・・クリエイターのための仮想通貨を目指す

TRX/TRON(トロン)はゲーム・音楽・動画などのデジタルコンテンツにフォーカスしたプラットフォームです。

いわばクリエイターのための仮想通貨(暗号資産)を目指していると言っても良いです。

TRONはジャスティン・サン氏を中心とする中国の開発チームが開発するプラットフォームで、プラットフォーム上の基軸通貨となるのが仮想通貨TRXです。

ジャスティン・サン氏

[crypto-converter-widget crypto="tron" fiat="japanese-yen" amount="1" decimal-places="2" font-family="inherit" background-color="#282a36" border-radius="0.30rem" shadow="true" symbol="true" live="true"]

TRX/TRONってどんな通貨?

「インターネットを再分散化する」を目標に掲げたエンターテインメント特化型の仮想通貨トロンには次のような特徴があります。

トークン名トロン(TRON)
ティッカーシンボルTRX
時価総額ランキング18位(2022年2月時点)
発行上限枚数1000億TRX
創設者Justin Sun(ジャスティン サン)
公式サイトトロン公式サイト

1.分散型プラットフォーム

トロンは動画などのコンテンツを自由に投稿できる分散型(非中央集権型)プラットフォームです。

分散型プラットフォームとは、たとえばYOUTUBEのような動画サイトはGoogleが運営しており、全ての権限はGoogleが持っています。それに対して分散型プラットフォームであるトロンはユーザーとクリエイターが直接つながってTRXのやり取りができます。

これによってYOUTUBEのような広告中心のマネタイズの方法ではなく、個人間の報酬のやりとりによって収益が発生するので、クリエイターはとりあえず再生回数を上げるための意味のない動画をつくる必要もなく、より意味のある動画を純粋に作れるようになることを狙っています。

また、分散型プラットフォームは、中央集権的なプラットフォームと違い、運営側のサーバーにトラブルが起こって全てのユーザーがコンテンツを利用できなくなるといったようなことが起こりずらくなります。

クリエイターのコンテンツはブロックチェーン上で分散管理されるので、仮にどこかのブロックでトラブルが起きても全体としては機能し続けることができるのです。

2.個人でICOができる

トロンを利用するクリエイターは独自トークンを発行して売ることができます。

自分で通貨を作って発行して買ってもらうことによって資金調達することをICO(新規通貨公開)といいます。

株式を公開して資金調達をするIPO(新規株式公開)の仮想通貨版ですね。

IPOと比べてICOのほうが敷居が低くて誰でもできるので、多くの人にビジネスチャンスがもたらされます。

3.DApps(分散型アプリケーション)が開発できたり利用できたりする

トロンではブロックチェーン上で分散型アプリケーション、DAppsを開発したり利用したりすることができます。

DApps(分散型アプリケーション)ってなに?

DAppsは「ダップス」と読み、次のような特徴があります。

  • ブロックチェーンを使ったオープンソースのアプリケーション
  • 中央管理者がおらず分散管理されている
  • トークンのオペレーションが自動で行われる
  • ユーザーと合意形成できる仕組みがある

トロンは高い処理能力と拡張性があるため、ゲームやギャンブルなどのDAppsが数多くブロックチェーン上で開発されており、利用されています。

4・処理速度が速い

トロンの特徴として、高い処理能力が挙げられます。

ビットコインの処理能力が「5件/秒」、イーサリアムの処理能力が「25件/秒」なのに対して、トロンは「2000件/秒」の処理能力があります。

処理能力の速さが売りのリップルでも「1500件/秒」なので、トロンの処理速度はなかなかのものと言えるでしょう。

この優れた処理能力をもったTRXを基軸通貨にして、様々な分散型アプリが利用されているんですね。

TRXの値動きと今後

TRXの値動きを見てみましょう。

2021年4月から2022年2月までのチャートです。

2021年4月にビットコインが700万円を付けたのと軌を一にしてTRXも高値を付けましたが、その後下落、その後の上昇も下落もだいたいビットコインの値動きに連動しているとみて良いでしょう。

2022年2月現在では、ウクライナ危機やアメリカのバイデン大統領の仮想通貨規制の思惑などもあり下落傾向にあります。

アメリカの金利上昇の行方も相まって、仮想通貨全体の値動きが軟調になる可能性があるのでしばらくは様子見がいいと思います。

多くの企業と提携しており可能性が広がるトロン

トロンはすでに様々な企業と提携しており、実績も豊富な仮想通貨です。

トロンのブロックチェーンを活用したサービスを行っている企業には次のようなものがあります。

トロンと提携している企業

  • Peiwo : 中国最大級の音楽配信サービス
  • oBIKE : シンガポールにある自転車シェアリングサービス
  • BitGuild:分散型ゲーム配信サービス
  • Opera : 中国の奇虎360傘下であるノルウェーのソフトウェア開発企業
  • Samsun : 言わずと知れた韓国の総合家電・電子メーカー

こうしてみるとアジア系の企業が多い印象ですね。

なかでも超大企業のサムスンとの提携は注目に値します。サムスンの販売しているスマートフォン「Galaxy」シリーズにTORNのサポートが追加されています。

Galaxyのシェアを考えるとTRONがメジャーな仮想通貨になって行く可能性はあるのではないでしょうか。

このように多くの企業と提携してTRONが利用されることによって、おのずとTRXの価値も上がっていくという戦略ですね。

まだまだトロンの企業との提携には注目です。

-クリプト・ニュース

© 2022 クリエイターズ・クリプト